2008.10.22 Wednesday
【永田農法の実践】上手く出来た山芋 |
今朝、試し掘りした山芋(自然薯)。
このごつごつした感じ、どうです!? 畑の隅の荒地を利用して6株ほど植えてみたが、意外と良い感じの芋ができた。 果たして永田農法の成果か、どうかは判断が難しいところ。 なぜって? 畑の耕した土ではなく粘土質の固いところに種芋を植えて、数回は液肥をやったが、ほったらかしで出来たと言ってもいい。 だからだ。 耕した畑ではまだ作った経験が無い、多分山の芋だから自然のままがいいだろう、なんて勝手に思って敢えて荒地を活用しているもの。 掘り上げるのに難儀した。土が固い上に石もごろごろ、芋の先っぽがどんな形なんか分からない。そのためスコップなどで一気には掘れない。恐る恐る、それも40〜50センチは掘らないと姿は明らかにならない。 慎重にやったがそれでもちょっと傷つけてしまった。さて、残りの堀上げはいつごろにしようか。 山の芋は2年がかりの作物だ。 まず、1年目、むかご(山芋のつるに生る小芋)を3月ごろに植えて10月ごろに堀上る。 上の写真の中で山芋の右手の黒いひも状のものが1年目にできた芋。 この1年目の小さな芋は一旦冷暗所に保管しておけばいい。 この小さな芋を2年目の3月ごろに植えて収穫できたのが上の大きな芋だ。 山の芋は長いもと味は似ているが、味はずっと濃い、そして粘り気もずっとある。 そばに入れたら最高のとろろそばが味わえる。 黒豆は失敗したが、里の芋、山の芋、さつま芋は上出来、まさに実りの秋だ。 |