2008.09.26 Friday
【永田農法の実践】秋の収穫“鳴門金時” |
先ずはこの絵を見てください。
どうです、形の良い芋でしょう。 まだ試し掘りの段階ですが、どうにか良い芋が出来たようです。 果たして永田農法の効果なのか、はたまた近所の先輩から伝授を受けた栽培方法が良かったのか、どちらかはまだ十分に検証できていない(検証できないが・・・)。 永田農法は、例によって珪酸カルシュームを撒いてマルチシートを張る、そして液肥を定期的にやる、この方法です。 今回、紹介するのは近所の先輩からの伝授です。 要点は◆買った苗を再育苗する ◆葉三枚をつけて苗とする ◆短苗直ざしでクズイモなし この三点です。 (1)買った苗は温室育ちのグニャグニャ苗だ。これをいきなり畑に 植えると、日照りで枯れてヒゲ根が多く芋の出来が悪い。 まず買う苗は予定本数の1/4で良い。私の場合40本を予定、その1/4 の10本を5月初旬に購入し育苗。 (2)1ヵ月程すると新芽が結構伸びてくる。この新芽を切って予定の畝に 植える。まず購入苗10本から10本の新芽を取り植える。 一人前の葉3枚をつけて苗とする。 大事な点は次のとおり。 葉3枚程をつけて切り、これを一度しおれるまで放置する。 約半日日陰においておけばしんなりする。 その後水で根元を湿らせておいて置く。 これで親離れしたことを自覚さす。 まさに人間社会と同じですよ。これでバッチリそろった芋がつく。 (3)さらに20日ほど経つと最初の10本から、さらに20本程度の苗が 取れる。それを1回目の新芽取りと同様に処置して畑に植えればよい。 これで計40本の植え付けが出来る。 苗が短い場合は直立ざしで植えてかまわない。 一般には水平植えを奨励しているが、給水口が深いところにあるほど 乾きにくいからこの植え方のほうが良いようだ。 このやりかたでこのカッコいい芋ができた。 早速賞味したが、芋の味が濃いのは【永田農法】の成果かも!? |