2006.07.20 Thursday
明日の記憶 |
報道されている通り、各地で豪雨被害が出ている。
我が家も武庫川の源流付近に住まいしており、濁流がもの凄い音と速さで流れている様を見ると各地で被害が出ている状況も推察できるし、恐ろしい感じで治まってくれと念じるばかりだ。 ここ一週間は雨が続くと予想され、この状況では『四国遍路』もやや気持ちが萎えてくる。決めた!「止むまで待とう!!」と。 お母さんに「今、何か良い映画でもやっていない?」、妻「シネピピアで『明日の記憶』をやっていますよ」、「よし、行こう!」 私も手伝って手早く夕餉の準備を済ませ、夕方5時半からの上映に出かけた。 これがまた、スローライフの真骨頂である。(働いている皆さんには本当にすまない気がするが・・・。でも、誰しも通る道ですから・・・。) おまけに50才を超える夫婦はペアで2千円と格安で見れる。有り難いことだ。 映画は本当に良かった。渡辺謙、樋口可南子の演技力も相当なもので、感動を受けた。話の解説は避けるが、私たち夫婦にとって年齢的にも身近なテーマであり、いつそのような兆候が現れ、その状況になってもおかしくない。 特にこのアルツハイマー病は、今のところ多少の進行を抑える手段(薬)はあっても止める手段は無い。 『人生走馬灯の如し』、末期には楽しかった思い出しか巡ってこない。であるなら、より楽しい想い出を沢山作ることが涵養と思う。 体が動くうち、頭が活動する今のうちにやれることをやっておこう。 |