2008.05.30 Friday
変な予感【食糧危機】 |
大いに気になることがある。
本当に近い将来、日本は食糧危機に陥るんではないだろうか。 「愛情を込めて育ててきたのに、廃業しなければならない。本当に悔しい」 これは船場吉兆の話ではない。 とうもろこしなどの輸入飼料の高騰で、国内の畜産農家は廃業せざるを得ない、という雰囲気だ。 畜産だけではない。漁業も燃料代の高騰で、かつ漁獲量も減っているんで漁に出ても採算が取れない。 安い国から輸入したら・・・? いや、そうはいかないようだ。ドイツで酪農家が牛乳の出荷をやめたり、フランスで燃料高騰に怒った漁師がストライキに入った。フランスだけでなく、地中海沿岸の国にもストが広がっていく気配とのこと。 当然、魚市場も魚が入らないから休業だ。 原油高騰はとどまる事が無い気配だ。これもアメリカのサブプライム問題から投機資金が油に流れていることが発端かな? まだまだ日本は大丈夫だ、なんて思っていても意外と早い時期に【危機】がおとずれるような気がしてならない。 今日(5/30)の毎日新聞の記事で、 『今の日本で、食べきれず、または賞味期限切れ等でゴミとして捨てる食料が年間2,000万トンある。この廃棄量は途上国なら5,000万人を飢えから救える量だ。足元を見直してライフスタイルを少し変えてみる。それが大切だと思う。』 食べるものが無くなったらどうしようもない。 いまさら自給自足なんて出来ない世の中になっている。 そうなれば、相当荒んだ世の中になってしまう。 日本人の知恵が強く望まれる時期になっているんではないだろうか。 |