2008.03.21 Friday
【永田農法】の実践状況 |
昨年10月だったと思うが娘から「こんな農法が載ってたよ。」と示されたのが【永田農法】なる栽培方法だった。
この農法の実践者、諏訪雄一氏(NHKエンタープライズプロデューサー)の本「おいしさのつくり方」も熟読した。 一般的に言われている『有機栽培』とも異なる農法で、我々のような家庭菜園の規模のものにとっては有りがたい農法と理解した。 何が有りがたいかって? 狭い菜園で「連作障害がでるから、同じ科、同じ作物は作るな」と言われても、出来る時期、作付け期間が異なる作物を場所を考えて作るのは至難の業だ。 この【永田農法】は堆肥とか元肥と言われる肥やし類を使わず、ケイ酸といわれる石灰の類と液肥だけで作物を作る農法で、しかも堆肥等を入れていないんで連作障害も出にくいと言われる。 菜園をやっている人々は、この連作障害は十分経験していると思う。 私はまだ経験していないが、いろいろ見聞きしてはいる。 何せ、この農法を知ってから半年ほどなんで、その効果のほどはまだ検証できていない。 でもその効果は効いていそうな気がする。 それは、これを見てもらって感じてもらうかな。 1.永田農法での玉ねぎ この絵は昨年11月8日に植えた苗が、この3月の暖かさでグンと大ききなったもの。 黒マルチ(ビニール)シートを張るのも永田農法の特徴だが、シートのお陰で地温が高くなるので勢いが良い感じだ。 さてお味はどうなるかな? この液肥のみの農法だと美味い玉ねぎが出来るはずだが・・・。 2.続いて、えんどうとそら豆 上がえんどう。もう早くも花がついている。まだ虫も飛んでいないし、 こんなに早く花が着いても交配しないんではないか(実がならない)と心配になる。 下がそら豆、こちらも花が着き始めた。 成長度合いは良くても実が成らないんじゃどうしようもない。 まてよー、大きなビニールハウスで温室栽培している専業農家じゃ虫の飛んでこない世界で実を成らしてるじゃん、それを調べてみることにするか。 【永田農法】は良さそうな気がするが、試行錯誤でやるしかないんかな。 これも勉強、勉強。 美味いものを食うにはそれなりの努力の積み重ねが必要なんだ。 ちょっと間が空いたが、春本番を間近に感じ、畑に再び生きがいを感じ蠢きはじめたことを記す。 |