2008.03.08 Saturday
余呉湖へわかさぎ釣りに |
3月に入って初めての投稿だ。
息子から急に誘いを受けた。 「余呉湖へわかさぎ釣りに行けへんか」、 「お前休みか?」、 「そうだよ」、 「でもあの辺は雪が心配だな」、 「ノーマルタイヤでも走れるんなら行こうか」 てな訳で早朝に木の本インターに電話して雪が無いことを確認して出かけた。 瀬戸内での釣りは昔よく行ったもんだが、わかさぎ(公魚と書くらしい)は初めてだ。 余呉湖、琵琶湖の北端の更に上に位置する湖で、このわかさぎで有名なところだ。 日時は3月7日(金)、早朝5時に我が家を出発、名神から北陸道木の本まで約160キロ、7時前には到着した。 既に30〜40人の人々が釣りに入っている。 土日はこの10倍は入るだろうとのこと。 これが釣り場の風景。 湖に桟橋が突き出ており、ロの字の浮き掘りが3つほど桟橋でつながれている。浮き掘りだから船のように揺れる。 ロの字の内でも外向きでもいいらしいが、皆さん内側に向いて釣っていたんで右へ倣えで釣りを始めた。 餌は『赤虫』と言われる1センチ弱の小さなみみずみたいな虫を買って、1竿7本の針に餌を付ける。 老眼の人は難儀するだろうな、なんて思ってしまう。 私もめがねを外して餌付けだ。なかなか小さすぎて付けづらい。 最初の1時間半ほどは殆どあたりもこない状態。そのうち周りで釣れはじめだした。そろそろ来るぞ、「来た、来た!!」 てなわけで釣れだすと入れ食い状態、釣れまくる。 この間だいたい一時間位かな、釣ったわかさぎをはずす、餌が取れた針に餌をさす、入れる、釣れる、この動作の繰り返しで大忙しだ。 この一山を越えると一息入れて昼飯だ。 息子が湯を沸かしてカップ麺を作ってくれる。 アウトドア派の子だけに準備も手順も手馴れたもんだ。 冷えるこの時期にはあつあつの麺はありがたい。 北部の天気は変わりやすい。晴れ間が覗いたと思えばみぞれ交じりの雨模様、といった感じでしっかりとした防寒対策と防水ウェアがこの時期でも大切だ。 わかさぎは湖を回遊する。従って一波がくるとその後しばらくは中休みと言った感じだ。でも、小さい魚がゆえにその回遊も幅は薄い。 せいぜい20m四方の釣り場でもその1辺で釣れても向かい側は釣れない、なんてこともある。ちょっと気まぐれな回遊魚のようだ。 幸いにも2度目の回遊にぶち当たった。 釣れるは釣れるは、で、息子と二人で大方200匹以上は釣れたとおもう。 こんな感じでバケツ2杯分は釣れた。 当然その夜は“わかさぎのから揚げ”で一杯ですね。 我が家だけでは食べきれない、幸い配る先には心配ない、ささやかなおすそ分けだ。 遠くの親族の皆さんにはすみません、と申し上げておこう。 やっと、春です。そのうち野菜を送りますよ。 |