2007.06.26 Tuesday
沙羅双樹の花 |
沙羅双樹(さらそうじゅ)の花を見たことがありますか。
そうなんです、この花です。 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす 多分、みなさんこの一節は覚えているんではないですか。 平家物語ので出し『祇園精舎』に表されている別名「夏つばき」とも言われる花。 我が家の花も今が盛りです。 京都の苔寺でしたか(?)この花が有名で、こけの上に落ちた花がまるでこけの緑の上に直接咲いたかのように見えるとのことですが・・・・。 閑話休題。(話題変わって) 6月25日(月)の毎日新聞夕刊の【憂楽帳】コラムにこんな記事が載ってました。 《島根譚・最終章》 都道府県の位置を地図で当てる問題を出すと、誤答率で断トツなのが島根県だそうだ。関東以北では極端に悪いらしい。(この続きを知りたい方は最後に紹介しますので読んでください。) 島根県出身の小生としては悲しいが、ちょっと待てよ。私だって東北の福島県、宮城県辺りはちょっと場所的にあいまいな感じだ。 そう考えるとそんなものかもしれない。 道州制の論議が一時期盛んだったが、本気で考えていく必要があるんではないかな。地方自治の危機が叫ばれているいじょうもっと集約して効率的にしていく、そのためにも必要では・・・・。 もうひとつ、「ふるさと納税」も良いかもしれないね。いっそ道州制にして、それから「ふるさと納税」にしたほうが効果的ではないだろうか。 《島根譚・続き》 都会から訪れた知人には島根は大好評だ。「自然が美しい」「景色がきれい」「魚がうまい」「人情が厚くて親切」・・・。どれも正しい。しかし、数日の観光の感想であることを忘れないでほしい。 東西に細長く230キロ。東西をつなぐのは国道9号線と単線のJR山陰線だけ。県都松江から大阪まで車で約3時間半なのに、県西端の津和野まで5時間もかかる。産科医がいない地元を離れてホテル住まいをしながら出産を待つ妊婦がいる。山間地の自宅から高校に通えず、一家で移転せざるを得ない家族がいる。葬儀さえ役場に頼まないと出せないほど高齢化の進んだ集落がある。本当の島根の姿をもっともっと知ってもらいたい。そして正しい島根県の位置も。(終わり) ・沙羅双樹の花を見てふるさとを思い出し、そして丁度その時期に“島根譚”なる記事を読んだもので、こんな投稿になってしまいました。 |