たよさん日記

たよじいさんのスローライフ
菜園を中心に日ごろの出来事を
気儘に!
腐らない?リンゴを作る男
昨日のNHK22:00からのプロフェッショナルという番組で『腐らない?奇跡と呼ばれるりんごを作る男』を見た。
もともとは青森のありきたりのリンゴ農家の男が、農薬を浴びて自らの体、そして奥さんの体をやられて無農薬でりんご栽培を決意する。死んでしまおうと思うほどの無収入の8年間、苦労して無農薬でりんごの木を守り育て、干からびることはあっても腐らないリンゴに行き着く成功の物語であったが、何が良かったのか、最後は土と害虫、益虫のバランスにあると言う。

私も有機栽培(無農薬)で作物を作る難しさはこの4ヶ月間の畑仕事でも大いに味わった。
9月から畑を始めたが、気温が高く天候が良ければ野菜は元気良く育つ。ところが虫たちも元気だ。結局、無農薬でやろうとしてもあんなに虫に食われるのでは悔しくて、一部オルトランなどの農薬を一部使ってしまった。
当然、収穫の何日前という記入された期限までの使用ではあったが・・・。

それと多く作っても、そんなに一遍には消化しきれない。分けて種を播くことも大切なポイントだ。
時期によるが、例えば9月初めに種を播いたら、次は1ヶ月開けた10月初旬、次は2週間置いた10月中旬、と言った寒くなるに向けて期間を短くして種を播く。これが長期間の収穫のこつだ。
これを白菜、大根についてはやったため、最初は虫食いで困ったが、寒くなるに従って虫も治まり後半のものは無農薬でも順調に育ってくれた。

幸い100坪の農地が借りれたためこれが出来たが、そうでない場合は農薬の世話にならざるを得ないだろうし、連作(同じ場所に続けて作ると不出来になる作物が多い。)せざるを得ないケースがあるだろう。うまく輪作できれば良いが・・・。

さて、今年は概ね半有機栽培で出来たが、来年の春はどうなるやら。有機栽培の経験者の知恵(もっぱらインターネットおよび本から)を借り勉強してやってみよう。

もうひとつ、日経新聞に私のようなリタイア農業を始めた人のアイデアが載っていたが【ブログに作物の植え付け状況、出来具合等を書いておく。そうすると翌年になって前年の同時期のブログを見て参考にする。】なるほど、これはグッドアイデアだな。
私も【爺バカ日記】と合わせて【畑作りに挑戦】シリーズを活用させていただこうと思う。

【爺バカちゃんりん】の写真を一つ。


2才のおにいちゃんが寝ている妹をあやしている。
ところが、時に鼻に指を入れたりして「ギャー」
油断が出来ない。


| tayo0826 | 家庭菜園 | 20:39 | comments(0) | trackbacks(0) |

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