2014.11.12 Wednesday
広州訪問 |
今月(11月)初旬、中国の広州市に出かけてきた。現在、娘婿・娘と孫が仕事の関係で同市に住まいしている。いつか行ってみたいと思っていたが、その機会を今回持つことができた。
ツアーではない海外旅行は今回がはじめて。9月ごろにHISの航空券+ホテルの予約をインターネットで取って、合わせてJTBで広州一日観光を子孫も含めてセットで予約し楽しんできました。 一応、ガイドブック「地球の歩き方」でどんなところかは勉強して行ったつもりが、やはり中国は想像していた以上に広いし、人も車の量もけた違いだ。 広州市はガイド誌では人口805万人となっているが、実際は1,400万人は居るだろうとのこと。東京都より多い。そりゃそうだ、全体でも13億人もいるし戸籍の移動ができない国だから実態ははっきりしないのだろう。 PM2.5も日本で話題になっているが、あれだけ車が多いとそうなるのは当然、と思ってしまう。それと、街の人々が相対的に若い。私ぐらいより上の老人をあまり街中で見かけない。どうしてかな?と聞いてみたら、「年寄りは皆公園でたむろしていて、街中には出ない」そうだ。 あの車の量の街中をよたよたと歩くなんて、とてもできない。 どうしてあんたはできたのか、って。信号がない横断歩道が多く、危険極まりなかったが、それこそ右見て左見て、慎重に渡りましたよ。娘も、車は容赦なくつっぱしってくるしクラクションは鳴らすしで大変だと言う。絶対に自分では運転しない。それが正解のようだ。 でもあの勢いは、かつての日本のバブルのころの雰囲気を強く感じた広州でした。 一日観光は「中山記念堂(孫文)」、「西漢南越王墓博物館」、「沙面(イギリス、フランスの租界地)」、「陳氏書院」、「六榕寺」など結構見どころのある内容で大満足でした。 おりしも北京ではAPECが開かれており、阿部総理と習主席の笑顔のない握手が色々話題視されていますが、引越しのできない隣人でもあるし、娘婿をはじめ中国で働くたくさんの日本人も居ることです。何とか仲良くやってもらいたいものですね。 ちなみに、私の会った中国の人々は、穏やかで広州の治安も悪くなく、民間と政治の世界は違うのかな?と思った。 |