2008.06.10 Tuesday
四季折々 懐かしや【粽(ちまき)】 |
今日、娘が粽(ちまき)を贈ってくれた。
もちろん、自家製(手作り)ですよ。 どうです、美味そうでしょう! 今、娘は私の育った田舎の近所に嫁いで住んでいる。 例年、今ごろの時期に田舎では粽を作る。 市販の粽菓子とは大違いで、笹の香りいっぱいの味わい深いものだ。 本来、端午の節句(5月初旬)の食べ物なんだが、その頃には笹の葉がまだ小さく粽には出来ない大きさだと思う。 やはり旧暦がぴったりと当てはまるのが四季折々の食べ物だ。 古来より笹の葉や竹の子の皮は食べ物の包みとして利用されていた。 どうも防腐、殺菌作用が有るようだ。 軽く茹でておもむろに笹の葉をむいて食する。 ムムムム・・・・・・・・・・美味い!!! 餅を包んだ笹の幼葉が笹の香り付けに大きな作用をしている。 市販の笹だんごなども笹の香りは感じるが、その比ではない。 最近、家庭菜園をやり始めて常々感じることだが、【旬のもの】をいただくのが最も美味しく、かつ旬のものの英気までをいただく、これが何よりのご馳走のような気がする。 |