2018.01.13 Saturday
『1.17』の記憶 |
間もなくあの『1.17』がやってくる。そう、あの阪神淡路大震災の日だ。
今年であれから23年、本当に早いものだ。道理で私も歳をとる筈だな。 年が明けてこの時期になると色々とあの大震災のドキュメンタリーなどが放映され、当時のことを思い出す。 散歩の途中、北側のり面はこんなつららができていた。 あの日もこんな寒さだった。我が家も半壊状態だったが、全員無事だったので息子の原チャリで震えながら大阪まで走ったこと。電車は泊まっている。でもどうしても行かなくてはならない特別の日だった。その後、友人の倒壊家屋を片付けに行ったこと。大学卒業間近で就職の決まっていた息子は、あの後ボランティアで数か月帰ってこなかったこと。などなど多くのことを思い出す。 今日は、いつもの散歩で『1.17』に関連する場所を思い出し、足を運んでみた。 有りました!! あの『生』の石組み。分かりますか。 「なま」ではなく「生きる」の意味。 こっちの方がはっきり見えるかな? この『生』のモニュメントも石組みの近くに立っています。 この『生』の石組みは有川 浩さんの『阪急電車』(映画化のされた)の本の中にも出てくる。この本は大震災の後の出版かどうかは分からないが、今もこの石組みの辺りで1.17当日には追悼式が行われる。 あの後も東日本大震災を初め各所で大災害が起こっている。その都度、たくさんの悲惨な出来事、つらい出来事が当然各所で起こっている。 できれば私の生きているうちにはこんな悲惨なことには遭遇したくはないが、こればかりは「天のみぞ知る」だな。 合掌 |